ウイリアムモリスの壁紙

19世紀のイギリス

産業革命によって経済の発展が著しい時代です。

商品も機械で大量生産されるようになりましたが、
逆に、職人の手で作られたものに対するこだわりを見直そうとする動きや
シンプルさや、自然からのインスピレーションを得たデザインを大切にするあらたな方向を示した運動がおこりました。

アーツアンドクラフツ運動です。

その運動の中で最も影響力の強いデザイナーの1人がウイリアムモリスです。


思想家であり詩人でもあります。

人は美しい生活を送るべきだと
デザインを日常生活まで浸透させました。

f0108606_18034243.jpg


そのモリスがつくりだした
自然の樹木や草花などのモチーフにしたテキスタイルデザインは、ウイリアムモリス没後もその精神は受け継がれ、150年以上たった今も愛され続けています。

日本には熱烈なファンの方も多いです。



どこかで見かけたことがある方も多いのでは?

よく似ているのが、同じ時代に同じイギリスに登場した、リバティーです。

ライバルだった2社。

リバティーは女性好みの花柄をプリントデザインし、女性の衣類デザインも考案し広く受入れられました。
その後も新しいデザインが生み出され続けて、ファブリックや雑貨などにより多く使われています。

nishikawaも花柄の洋服が好きなので、リバティ柄のワンピースやスカートなど夏によく着てます。


草花をモチーフにしている点では同じですが
ウイリアムモリスの柄は、詩的な情緒を感じるように思います。



ウイリアムモリスの壁紙は、輸入壁紙としてはありましたが、壁装メーカーのリリカラからも発売されています。


お花柄
「マリーゴールド」や「メッドウェイ」
f0108606_18034203.jpg



「ピンクアンドローズ」
f0108606_18034213.jpg

庭に咲いていたカーネーションやローズからインスピレーションを得てデザインした そうです。


そして
「シスル」
f0108606_18034396.jpg




どんぐりと樫の木の枝が対象をなす
「どんぐり」
f0108606_18034308.jpg





鳥が印象的な
「バードアンドアネモネ」
f0108606_18034359.jpg




ひまわりをイメージした「サンフラワー」
f0108606_18034438.jpg



無地であっても独特の色を使いました。

モリス商会が保存していた壁紙のログブック元帳から選ばれた

「モリスヘリテージカラーズ」

f0108606_18034459.jpg


色にも自然派モリスの特長を見ることができますね。




そんなモリスの壁紙。
ファンの方は放っておくはずもなく、施工させて頂いております。



お家の中のいろんな所に、モリスのエッセンスを散りばめられました。

f0108606_18034474.jpg

随所に雰囲気があり、とても素敵に仕上がっております。



華やかさと落ち着きを兼ね備えたモリスの壁紙。



花や草や鳥の自然をモチーフにさまざまなデザインがつくられ、本人だけがデザインした物ではありませんが、どれも一目で「モリス」のものとわかります。



モリスの世界観
いかがでしょうか?

[PR]
by ill-rino | 2015-09-03 17:35 | お仕事